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川島 寿人; 長谷川 満*; Fuchs, G.*; 的場 徹; 上杉 喜彦*; 星野 克道; 河上 知秀; 山本 巧
Japanese Journal of Applied Physics, 33(6A), p.3590 - 3596, 1994/00
被引用回数:4 パーセンタイル:30.08(Physics, Applied)JFT-2Mトカマクで、低域混成波による電流駆動(LHCD)実験、あるいは、LHCDに電子サイクロトロン波加熱(ECRH)を加える実験を行った。我々は、この時、水平と垂直の軟X線波高分析装置を使ってX線の異方性を調べた。LHCD中には水平前方方向でX線放射強度が強かった。LHCDプラズマにECRHを加えた場合、垂直方向の強度が強くなった。これらの実験データと三温度モデルによる計算を合わせることによって高速電子(X線発生源)の速度分布を評価した。評価した速度分布形は理論的予測(低域混成波では電子ランダウ減衰、電子サイクロトロン波ではサイクロトロン減衰)と矛盾しなかった。
片桐 政樹
JAERI-M 85-191, 11 Pages, 1985/11
放射線検出器からの出力信号をシングルチャネル波高弁別器を用いて計測する場合に生ずる数え落としを、デッドタイムの補正公式を簡単な回路で構成し、補正する方法を開発した。本補正方法は、数え落としたパルス信号を実時間内に補正する方法であり、約19Kcpsの信号を1%の誤差で測定できた。また、マルチチャネル波高分析装置を用いてスペクトル測定を行う場合に生ずる数え落としを補正する方法として、パルサーのパルス波高とその発生時間を利用して補正する方法を開発した。デッドタイムの補正に使用した回路は、通常使用されているNIMモジュールで構成する簡便な方法であるが、37Kcpsの計数率の信号を約1%の誤差で補正することができた。
片桐 政樹; 堀江 活三; 阪井 英次; 小沢 皓雄
JAERI-M 83-183, 34 Pages, 1983/10
可搬型ゲルマニウム線検出器を用いて実験室外部の現場において、線スペクトル測定行う方法が種々の技術開発分野で用いられている。線スペクトル測定には、検出器の波高分布の測定にマルチチャネル波高分析装置を必要とするため、現場で使用できるように装置の可搬化が要請されていた。可搬化を行う方法として、本開発では使用目的をIn-situ測定及び原子炉建屋内等の内部放射能測定といった用途に絞り、測定目的にあった方法を用いて可搬化を図った。開発した可搬型波高分布記録装置は、従来、メモリ装置に蓄積していた波高データを直接カセットテープレコーダに書き込む方式を採用し可搬化を図った。特性測定及び応用測定を行った結果、本装置は従来の装置にはない特長・機能をもっており、所期の開発目標を十分満足していることがわかった。本報告書は、装置の設計、試作、特性及び応用測定についてまとめたものである。
金原 節朗
Radioisotopes, 20(3), p.150 - 163, 1971/00
波高分析器(PHA)はここ2,3年の間に性能は一段と向上し,とくにADCの分解能は飛躍的に向上して8000チャネルが広く実用に供されている。この背景としてエレクトロニクスの進歩による素子の集積回路化(IC化)や,NIM(Nuclear Instrument Modules)の普及による周辺測定系の進歩もあげられるが,多チャネル化の直接の原因となっているのはGe(Li)デテクタの出現によって検出器の分解能が飛躍的に向上し,測定分解能に対し従来より1桁2桁高い要求が生じたことが最も大きな要因としてあげられる。